チーズの美味しい食べ方 パート1 (食、霜尾)

みなさま、こんにちは!霜尾です。
秋の深まりを感じる頃となりました。食欲の秋、ワインとチーズが恋しくなりますね。チーズをお楽しみのお客様から「チーズを買ったものの食べきれなくて持て余してしまう。」、「食べ方がマンネリ化している。」などの声を聞くことがあります。そこで今回は、最後まで美味しく楽しめるチーズの食べ方パート1をご紹介します。

(1) 季節の果物と合わせる
 レーズンやイチジクなどのドライフルーツはもちろん、フレッシュフルーツと合わせるのもおすすめです。マンゴーやメロンだけでなくリンゴや柿、梨(イタリアでもcachi、nashiと言います。イノワインHPの写真より)のスライスなど組み合わせてもいいですね。果汁によるリフレッシュ効果や、豊かな彩り、チーズの塩味との相乗効果、季節感を味わえることも魅力です。また、チーズに不足するビタミンCと食物繊維を補う栄養面においても優れています。ジャムも使えます。店主井上はかつてイタリアのプロヴォローネ(あっさりタイプのハードチーズ)にマーマレードを合わせていました。みなさんご推薦の組み合わせがありましたら、ぜひイノワインにメールをお願いします。果物&チーズとの相性なら、イノワイン新着のガルダ・リースリングが抜群です。ぜひお試しください。

(2)切り方を変える
 チーズは切り方を変えると味の印象も変わります。濃厚な味わいのハードタイプのチーズをサイコロ状に切ると噛みしめるじんわり感を、薄く切るとすっと溶ける口どけ感を楽しむことが出来ます。ワインと合わせる時、軽めのワインには薄くスライス、しっかりしたワインにはサイコロ状など変化をつけてもいいですね。同じワインに色々な形に切った同じチーズを合わせて相性を比べて、ご自身の好みを見つけてみてください。イノワインでは、新着のフランス南西部のコート・ドゥ・マルマンデ。チーズの味を試すバックグランドに最適です。

次回は「チーズの美味しい食べ方パート2」をご紹介しますね。どうぞお楽しみに!

チーズ&フードコーディネーター 霜尾めぐみ
未成年者(20歳未満)の飲酒は法律で禁じられています。