発泡性赤ワイン イタリア

まずはビールや酎ハイを一杯!の季節ですね。ワインにもシャンパーニュや世界各地の甘口・辛口のスパークリングワインがありますが、白かロゼがほとんど。でも、イタリアでは各地に発泡性の赤ワインがあり、暑い時期には特に人気があり、少し冷やして飲まれます。
イタリアの発泡酒はガス圧の強い順にスプマンテ(spumante)、フリッツアンテ(frizzante)、ヴィヴァーチェ(vivace)がありますが、赤ワインでは弱い方の二つが中心です。
最も有名なのがエミリア州のランブルスコ(Lambrusco)のセッコ(辛口)。地元産のプロシゥトやモルタデッラにピッタり。甘口モスカートで有名なピエモンテのアスティ地区では、ベリー系でチャーミングなフレイザ(Freisa)は肉料理に、淡い色のグリニョリーノ(Grignolino)は食前か魚料理に。ミラノのあるロンバルディア州はオルトレポー・パヴェーゼ(Oltrepo Pavese)のボナルダ(Croatina種)のヴィヴァーチェ。コストレッタやサフランリゾットのお供に。そして、ナポリの近くのグラニャーノではピエディロッソ(Piedirosso)を主体としたヴィヴァーチェ。言わずともナポリピッツァと共に。これ程、発泡性赤ワインがあるのはイタリアだけでしょう。皆さんもぜひイタリアの発泡赤を試してみてください。
尚、イノワインでは、ピエモンテ州のバルベラ(Barbera)・モンフェラートのフリッツァンテ2013の「ラ・モネッラ」をご紹介しております。溌剌とした泡とバルベーラのうま味のバランスはさすがです。皆様からのご注文お待ちしております。
未成年者(20歳未満)の飲酒は法律で禁じられています。